残存型枠工法
Product Detail21世紀の地球を考えた型枠
残存型枠工法とは、型枠脱型を不要にし、意匠性または機能性を有した型枠を使用する工法のことです。残存型枠とは、コンクリート打設・養生後に取り外す必要のない薄肉コンクリート製型枠です。
地球温暖化、建設廃棄物の抑制など環境問題に関する意識の高まり、省人化(熟練工不足)やコスト縮減対策等の問題が叫ばれるようになってきました。そこで、これらの問題を解決するために残存化粧型枠が開発されました。木製型枠の使用を削減するとともに型枠廃材等の建設廃材の発生を減らすことで、型枠脱型作業が省け工期の短縮となる他、景観の向上にも役立ちます。製品素材はコンクリートと防錆処理された金属との合体製品です。
残存型枠の特徴
- 工場にて規格寸法で製作されているのですぐ組み立て作業ができる。
- 型枠として使用し取り外さない為廃材が出ない。
- 多数の穴が軽量化になり運搬コストを減少させる。
- コンクリート打設後すぐに埋戻し作業ができる。
- 専用部材を使用することで内部組立ができるため足場不要となる。
- 型枠パネルが安全防護柵の代わりとなり安全に作業できる。又、多数の貫通穴を利用し墜落防止手擦り(メーカー製作品もあり)を容易に取付が可能。
残存型枠を採用するメリット
- 大きく分けて3つのメリットがあります。
- 工期短縮、各工種縮減
- 高所作業での安全性の向上
- 建設廃材の減少
- トータルコストの縮減
Lineupラインナップ
残存化粧型枠 プロテロックメークシリーズ
残存型枠 プロテロックピアスワンダーシリーズ
より機能性を重視しコスト縮減を図りました
ピアスの特徴
- 多数の穴により製品が軽量化し、運搬コストを減少させます。
- 工場にて規格寸法で製造し、取り付け穴(φ10)が50ピッチで253個あるため、現場での取り付け穴加工の作業が無く、すぐに組み立てが可能です。
- 型枠パネルが安全防護柵の代わりとなり、安全に作業ができます。
- 多数の貫通穴を利用し、墜落防止手摺り(メーカー製作品もあり)を用意に取り付けることができます。
ワンダースリットの特徴
- 即時脱型製品ですが、意匠性があるため、人の目にとまる箇所での使用にも適します。
- 景観に配慮した取付部材で、より自然な印象を与えます。
- 施工時のモルタル漏れの跡が残らない製品です。